大庭みな子の雨月物語

集英社文庫

大庭みな子

1996年8月31日

集英社

733円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会 / 文庫

下総の国、真間の郷に勝四郎という男がいた。零落した家を興すため、秋には帰ると妻に言い残し、都に上る。7年後、真間に戻り、妻と情を交わした。一夜が明けると妻はおらず、何年も前に死んだという。昨夜の妻は亡霊だったのだ。(浅茅が宿)ほか「夢応の鯉魚」等8編(「雨月物語」)、と短編歴史小説の「春雨物語」。わが国の怪異小説の最高峰を分かりやすく、面白く読む。

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