
耶律楚材(下)
集英社文庫
陳舜臣
1997年5月25日
集英社
565円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
西征東伐に明け暮れるモンゴル帝国の政の頂点にあって、楚材は孤軍奮闘、政・軍・監の三権分立や文教政策に力を尽くす。モンゴルの破壊力を、民衆を守る警察力に転化する大目標があった。しかし、大ハンにつづき、彼に絶大な信頼を置いた太宗オゴディが没し、激烈な後継者争いが…。チンギス・ハンに仕えて23年、楚材52歳の冬のはじめだった。ユーラシアを舞台に描ききる、天才宰相の波瀾の生涯。
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いまいち盛り上がりに欠ける
下巻はチンギス・ハンの死から、オゴティ、楚材が亡くなるまで。 モンゴル帝国も、あれだけ広い支配地域があったので当然住んでいるの人種や、文化も違うのだから、その支配体制もある程度地域ごとに変えていかねば安定はしないのだろう。結局は、その強大な戦闘力で、ある程度恐怖政治的な体制でないと、国家として維持できないのかもしれない。 これだけ広大な版図を支配するためにも、遊牧民族の文化では難しいのだろうけれど、そんな中、耶律楚材のような人材というのは必要不可欠だったのだろう。 全般的に、淡々と物語か続き、いまいち盛り上がりに欠ける。主人公がどちらかといえば文官であるため、戦闘の描写も少ないことが要因かもしれない。
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