落ちこぼれの甲子園

ワルの番長・松岡は野球部の練習を終えると市内の空地に直行した。花札賭博をするためである。学業成績は殆んど“２”と“１”ばかり-。複雑な家庭環境が原因だった。そんな松岡の前に立ちはだかったひとりの青年監督渡辺元…。野球を通じて師弟の難しさを描きながら“心の触れ合い”の素晴らしさを謳いあげた汗と涙のノンフィクション。