忍法鍵屋の辻
集英社文庫
新宮正春
1989年12月1日
集英社
598円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
寛永11年、河合又五郎一行に上意討ちを仕掛ける荒木又右衛門は、上野城下に近い「鍵屋の辻こそ死に場所」と決めた。周りには義父服部采女が指揮する黒党が取り囲んでいる。手出しは無用。又右衛門の剛刀が走る。決闘から5年後、鳥取池田家へ身柄を移された又右衛門の身になにが起きたのかー。表現作他に暗躍する忍者の策略と濃厚なエロスが躍動する時代短編小説集。
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