説教師

シリーズ1冊目の「氷姫」が面白かったのでシリーズにはまる予感。 自分の中の色々な事と葛藤し苦しみながら事件に向き合っていくエリカとパトリックが好き。事件だけでなく2人の日常や心の動きがよく解り、すごく身近に感じる。 １人の人間として理解出来るし、自分と同じ完璧でなくそして素敵な人達。 この作者の作品は被害者の心情も細かく描写されてて、ただ被害に合うだけの被害者ではない、血があり肉があり、痛みがある。ちゃんと人として描いてくれてる所も単に物扱いでなく好きと思える部分。 ここからちょっとネタバレです。 パトリックが事件を解決する為に苦しみながら、イェンニを助けたい思いで自分を奮い立たせる。そしてエリカとお互いに思いやり相手が居るからこそ前に向かえる。 この2人の人間味が大好き。 いつも悩み多い自分を安心させてくれる。 ガブリエル…ライネと手を取り合えて良かった。本当の心情を出す事が出来て良かった。 とても勇気のいる事。心が血をながす程難しい事。でもだからこそライネの固くなった心を解す事が出来るのね。自分とちゃんと向き合えた…これは感動する事…心に響きます。 ストーリーの中の謎も秀逸だけど、それだけだと物足りない。 娘を失った父の思い。夫婦の思い。ちょっとだけの出演でも深く心に残る物がある。 登場人物達から色々な事を教わった気がします。 それが私がこの作者の本に惹かれる理由です。勿論シリーズ読破していくつもりです。

シリーズ1冊目の「氷姫」が面白かったのでシリーズにはまる予感。 自分の中の色々な事と葛藤し苦しみながら事件に向き合っていくエリカとパトリックが好き。事件だけでなく2人の日常や心の動きがよく解り、すごく身近に感じる。 １人の人間として理解出来るし、自分と同じ完璧でなくそして素敵な人達。 この作者の作品は被害者の心情も細かく描写されてて、ただ被害に合うだけの被害者ではない、血があり肉があり、痛みがある。ちゃんと人として描いてくれてる所も単に物扱いでなく好きと思える部分。 ここからちょっとネタバレです。 パトリックが事件を解決する為に苦しみながら、イェンニを助けたい思いで自分を奮い立たせる。そしてエリカとお互いに思いやり相手が居るからこそ前に向かえる。 この2人の人間味が大好き。 いつも悩み多い自分を安心させてくれる。 ガブリエル…ライネと手を取り合えて良かった。本当の心情を出す事が出来て良かった。 とても勇気のいる事。心が血をながす程難しい事。でもだからこそライネの固くなった心を解す事が出来るのね。自分とちゃんと向き合えた…これは感動する事…心に響きます。 ストーリーの中の謎も秀逸だけど、それだけだと物足りない。 娘を失った父の思い。夫婦の思い。ちょっとだけの出演でも深く心に残る物がある。 登場人物達から色々な事を教わった気がします。 それが私がこの作者の本に惹かれる理由です。勿論シリーズ読破していくつもりです。

スウェディッシュミステリの人気シリーズ２作目。これが出世作らしいです。 主人公二人の関係が一気に進んでいてちょっとびっくり。 スェーデンの田舎町の洞窟で女性の死体が発見される、その死体の下から白骨化した死体が更に２体でてきたことから猟奇的な連続殺人鬼の存在が疑われ、そこに地元のカリスマ宗教家一族の相剋が絡んできて、という話。 このシリーズの面白さは警察小説の面白みに加えて謎解きも上手く設定されていることと、ところどころユーモラスな描写が入ってくるところですね。非常に面白いので次作も読んでみようと思います。