
終の盟約
楡 周平
2020年2月5日
集英社
2,200円(税込)
小説・エッセイ
認知症になった親が 死を望んでいたら あなたはどうしますか。 認知症の父の突然死。医師同士による、ある密約。 医師の兄と、弁護士の弟は、真相にたどり着けるのか。 楡周平史上、最大の問題作。 次に挑むテーマは“安楽死" ある晩、内科医の輝彦は、妻・慶子の絶叫で跳ね起きた。父の久が慶子の入浴を覗いていたというのだ。久の部屋へ行くと、妻に似た裸婦と男女の性交が描かれたカンバスで埋め尽くされていた。久が認知症だと確信した輝彦は、久が残した事前指示書「認知症になったら専門の病院に入院させる。延命治療の類も一切拒否する」に従い、父の旧友が経営する病院に入院させることに。弁護士をしている弟の真也にも、事前指示書の存在を伝えた。父の長い介護生活を覚悟した輝彦だったが、ほどなくして久は突然死する。死因は心不全。しかし、あまりに急な久の死に、疑惑を抱く者もいてーー。 【著者略歴】 楡周平(にれ・しゅうへい) 1957年、岩手県生まれ。米国系企業在職中の96年に書いた『Cの福音』がベストセラーとなり、翌年より作家業に専念する。ハードボイルド、ミステリーから時事問題を反映させた経済小説まで幅広く手がける。著書に「朝倉恭介」シリーズ、「有川崇」シリーズ、『再生巨流』『プラチナタウン』『修羅の宴』『レイク・クローバー』『象の墓場』『スリーパー』『ミッション建国』『砂の王宮』『ぷろぼの』『サリエルの命題』『鉄の楽園』等多数。
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onochin
動機が弱過ぎ
220頁で真也が嘱託殺人を探ることを決意した動機が納得出来ない。また毒妻が胸糞悪い。 毒妻であり毒親の思惑がストーリーの展開の要素になつており、どうなのかと思うところが多々ある。題材は良いだけに残念!
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