体験のあと

ガイ・バ-ト / 矢野浩三郎

1997年3月31日

集英社

2,090円(税込)

小説・エッセイ

校舎の片隅に、使われていない地下室を見つけた高校生たちが、面白半分に、そこに食料を持ち込んで閉じこもろうということになった。発案者はマーティン、成績抜群ながら、おそるべきいたずらを思いつき、実行しては教師すら出し抜く、頭の切れるカリスマ。彼はこれを「人生の真実を知る実験」と呼び、五人の男女を中に残して、三日後に開けると言って外から鍵をかけた。最初は、ちょっとした秘密パーティーのつもりで、酒を飲んだりして楽しんでいた五人だったが、そのうちある不安がきざしてくる。鍵が開けられなかったら?不安は現実となる。三日経っても鍵は開けられない。食物も尽き、水道も止められてしまった。恐怖がつのってゆく…。大学生の新鋭が描くサイコスリラー。

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