ガルシア=マルケスに葬られた女

藤原章生

2007年1月31日

集英社

1,760円(税込)

小説・エッセイ

ガルシア=マルケスの弟ハイメは語った。「一人の男が少女と関係して、それで約束を果たさなかったら、それは一つの家族を蹂躙したことになるんだ。まして、村一番の有望株で、医者の卵が、貧しい家の娘をもてあそんだってことになれば、それはどう見たって、その家族を侮ることだから、相手を殺しても当然という考え方が、あの時代(50年前のコロンビア)にはあった」。『予告された殺人の記録』のモデルにされたマルガリータの本当の恋人は誰だったのか…彼女はなぜ、実兄が彼を殺すのを止めなかったのか…南米コロンビアを舞台にその謎を追う。開高健ノンフィクション賞受賞第一作、渾身の書き下ろし。

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