サマータイムレンダ 13

全体通してまあ面白かったけど、8巻9巻辺りがピークだった印象。 作品が悪いんでなく私の好みの問題だけど、話の規模が大きくなったり終盤盛り上がって何でもありになってくると読んでいて白けてしまう。 ので、10巻以降は結末を知るために惰性で読んだだけだった。 ファンタジーが嫌いなわけではないんだけれど、元々現実と違うことを分かっていないとのめり込めないというか。 サマータイムレンダのようにリアルよりな世界観で始まって進んでいたものが途中から現実離れすると白けてしまう。 2巻の初めての夏祭りも、急にあり得ない展開きて は？ と思った。 もうひとつ。 話の本質ではないけれど、一貫してなんとなくエヴァっぽさを感じた。 作者がエヴァ好きらしいので納得なんだけどストーリー展開もそうだし、何よりトキコちゃん達のお父さんがドンピシャ碇ゲンドウだった。 絵は終始綺麗で、話のテンポも良くて読みやすかった。 個人的に終盤～オチにかけて残念だったけどそれなりには面白かった。