憂夢(2)

面影ふたたび

ビッグ コミックス スペシャル

藤子 不二雄A

1993年10月29日

小学館

641円(税込)

漫画(コミック)

1本のビデオテープを発端とする、数々の不思議なストーリー。 ▼第1話/誰もがいつか…▼第2話/昼顔・夜顔▼第3話/セールス・マニュアル▼第4話/面影ふたたび▼第5話/美食倶楽部▼第6話/マイ・ディア・ペット▼第7話/さよならをもう一度▼第8話/漫画少年▼第9話/だれもいない海辺で…▼第10話/レインボー▼第11話/舞姫▼第12話/ふたり私▼第13話/戻ってきた夢… ●登場人物/マスター(ビデオショップ「YOUM」の主人。狂言まわしの役目をする)。 ●あらすじ/尾井賀近志は、母とふたり暮らしをするまじめなサラリーマン。母に淋しい思いをさせないよう、会社から急いで帰る毎日だったが、そんなある日、20年間蒸発していた父に出会ってしまう。謝る父を振り切って「YOUM」に入ってきた彼は、すっかり気が動転しており、マスターに思わず父とのいきさつを話してしまう。彼は「誰もがいつか…」というビデオを借りるが、そのテープに記録されていたのは、身寄りのない老人になった彼の姿だった…(第1話)。▼編集プロダクションに務める半野哲夫は、ある日通勤電車内で「夢のマドンナ」を見つける。後を付けてみると、彼女は彼の会社にほど近いところに勤めていた。その日の5時をまわり、会社を抜け出した半野は待ち伏せをかけるが、彼女はタクシーで帰ってしまう。失意を抱いてふらふら街を歩いていた彼は、偶然「YOUM」に立ち寄り、「昼顔・夜顔」というビデオを勧められる。家でテープを再生した彼が見たものは、彼の「夢のマドンナ」が夜な夜なホステスを勤めている姿だった(第2話)。▼宇礼内一夫は車の新人セールスマンだが、成績がまったく振るわない。さらに、1日に50軒をまわるよう上司に命じられたが、門前払いばかりでそれすらも達成できそうにない。途方に暮れた彼は、何気なく「YOUM」に入り、マスターに「セールス・マニュアル」を勧められる。そのテープを再生してみると、かつて彼がセールスに訪ねた家族が車を欲しがっている様子が映り、宇礼内は翌朝一番にもう一度押しかける決心を固めるのだったが…(第3話)。

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