
宇宙食になったサバ缶
小坂 康之 / 別司 芳子
2022年6月30日
小学館
1,650円(税込)
絵本・児童書・図鑑
宇宙食をつくった高校生たちの探究リレー 「ジューシーなお魚。しょうゆもしっかり染みていておいしいです!」 2020年11月、野口聡一宇宙飛行士が宇宙からYouTubeで食レポを配信したのは、高校生たちが開発した宇宙食のサバ缶だった。 本書は、JAXA認証宇宙日本食「サバ醤油味付け缶詰」をつくった福井県立若狭高校の生徒たちの、山あり谷ありの14年の軌跡を取材したノンフィクション児童書。 それは、地元の名産「サバの缶詰」を宇宙食に、という生徒の一言から始まった。 でも、宇宙で食べたくなる味って? 行ったことのない宇宙での「正解」は、先生だって知らない。 そんな宇宙食開発で大切なことは、宇宙飛行士の体と心によりそうことだった・・・・・・。 どうにもならない困難にたびたび直面しつつも、「探究」のワクワクを原動力に、疑問に思ったことを調べてみる、仮説を立ててやってみる、結果を観察し記録する。先輩から後輩へと「探究」のバトンが受け継がれ、ついに夢をかなえた実話です。 そのほか、JAXA認証宇宙日本食のメニュー一覧や、宇宙での食事や健康にまつわる5つのコラムも収録。まるごと一冊、宇宙食の本です。 【編集担当からのおすすめ情報】 本書には、好きなことを探究するワクワク感がつまっています。 それは学びの原点であり、小学生から大人まで年齢を問わず共感できる楽しみでもある、ということが伝わる一冊です。 小学4年生以上向けの児童書ではありますが、教育分野や探究学習にご興味のある大人の方にもオススメです。 第1章 宇宙で食べたくなるものって、何だ? コラム1 ISSでの宇宙飛行士の食事あれこれ 第2章 宇宙食サバ缶は、生徒の一言から始まった コラム2 宇宙食の進歩が、わたしたちの食卓にも影響している? 第3章 高校生たちが宇宙食開発に本気を出した! コラム3 宇宙で食べ物を育てられる? 第4章 絶体絶命のピンチを乗り越こえろ コラム4 ぷかぷか浮かぶだけじゃない? 無重力空間での体の変化 第5章 夢と希望をのせて「サバ缶」宇宙に飛ぶ! コラム 宇宙食の輸送方法 ロシア・NASA・そして日本 第6章 新たな挑戦に向けてつながるバトン ● 年表 ● あとがき
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