八月の光 失われた声に耳をすませて

朽木 祥

2017年6月26日

小学館

1,540円(税込)

絵本・児童書・図鑑

失われた声を拾い上げ祈りを込めた短編連作 広島原爆投下を生き延びた人々の物語として2012年に児童単行本として発表された『八月の光』は、多くの人の心を打ち、評価の高い作品でした。そして、2編を加えて小学館文庫化されました。このたび、著者の意向で、さらに新たに2編書き下ろしを加えて、7編の短編連作として児童向けに出版いたします。 名前だけでしかない人があり、名前すら残らなかった人があります。ヒロシマの物語を書くということは、あるいは読むということも、そのような人びとの「失われた声」に耳をすませることなのだと私は考えています(作者あとがきから)。 【編集担当からのおすすめ情報】 不穏な空気に満ちた世界情勢の中、忘れてはいけない、目をそらしてはいけない。作者の祈りのこもった、それぞれの物語です。 もくじ≫≫ 石の記憶 雛の顔 銀杏のお重 水の緘黙 八重ねえちゃん 三つ目の橋 カンナーーあなたへの手紙

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