風の息(中)

P+D BOOKS

松本 清張

2016年4月5日

小学館

715円(税込)

小説・エッセイ

昭和27年4月9日、日航定期便福岡行き「もく星」号は、羽田を離陸した20分後になぜか突然消息を絶った。それから13年後、密かに事故の真相究明に乗り出した中浜宗介らは、事故死した乗客のうち唯一の女性・相善八重子が、事故と何らかの関係があるのではと疑念の目を向ける…。筆者の代表作「日本の黒い霧」などと同様に、昭和の“謎”事件の真相を解明するため、記録的手法を導入して挑んだドキュメンタリータッチの長編小説・中巻。

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