犬死

歴史から消えた8人の生贄

菊池良生

2000年11月20日

小学館

1,870円(税込)

人文・思想・社会

田舎将軍、傭兵隊長、官僚、錬金術師、芸術家…様々な人々が、何百にも分裂していたドイツの「国家統一」という「大義」に与した。しかし彼らの純粋、無邪気な正義と忠誠はさんざんに君主や民衆に利用され、あげく蠅でも叩き潰すように歴史から捨てられてしまった。本書はそんな浮かばれない有名、無名の八人の生き方、死にざまを描く歴史物語である。

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