コスメの王様

高殿 円

2022年3月15日

小学館

1,760円(税込)

小説・エッセイ

東洋の化粧品王は、いかにして誕生したか 「ほんまに、きみが愛おし!」 時は明治の世。秀才ながらも、山口の家族を支えるため進学をあきらめ、単身神戸に出てきた少年・利一。牛より安い値段で花街に売られてきた少女・ハナ。神戸の花隈での二人の出会いは、やがて日本の生活をも一変させる発明、大ヒット商品誕生へとつながっていく。そして、幼い日に誓い合った約束の行方は? 産経新聞連載時から大反響! 明治・大正・昭和の激動期を、「真心」の製品作りと斬新な宣伝手法を武器に乗り切り、大阪で100年を超える会社を創業した“東洋の化粧品王”と呼ばれた男の一代記!

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ひさだかおり

書店員@精文館書店中島新町店

牛の代わりに売られてきた少女と、長男なのに奉公に出された少年の「負けない」物語。

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1
2022年03月25日

みんなのレビュー (1)

ケムケム

清々しい読了感。さすが高殿円作品!

starstarstarstar 4.0 2023年06月10日

 実在する化粧品メーカーの創業者と、若き日に知り合った花街の女性。お互いに支え合いながら成長していくが、伴侶にはならず離れ離れになってしまう。そして老年になってから再開。  戦前、戦中、戦後と激動する世の中を懸命に生き抜いた男女の大河ドラマなのである。

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