青森ドロップキッカーズ

カーラは、不当に勝つなら、むしろ負けを選ぶ。 カーラは、ルール違反をした時、自ら申告する。 カーラは、思いやりを持ち、常に高潔である。 登場人物は主に四人。性別、年齢、職業も違う彼等がそれぞれの想いでストーリーがすすむ。悩みがあって、それを時に仲間の助けを借りながら「一歩ずつ」乗り越えていく。 それぞれが抱える等身大の悩みを、それぞれのやり方で少しずつ解決していく。そこに共感を覚える。 この1年、知らぬ間に僕は、いくつもの小さな1歩踏み出していた。そして、すべての一歩を踏み出したその瞬間から、人生が確実に変わり始めていた。さらに踏み出した足を止めずに歩き続けてきたら、たった1年で僕はもう過去の僕ではなくなっていたのだった。一番大切な事は、最初の1歩をちゃんと踏み出せるかどうかだった。0と1の差は限りなく大きい。壁に飾ったブラシは、そのことをいつも僕に思い出させてくれる人生の羅針盤になっている。

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