
金子兜太 いとうせいこうが選んだ「平和の俳句」
金子 兜太 / いとう せいこう
2016年6月29日
小学館
1,100円(税込)
人文・思想・社会
俳句の達人をうならせた平和のうた352句 東京新聞・中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の朝刊1面に一日一句が掲載中の人気企画「平和の俳句」が一冊の本になりました。 連載が始まったのは、戦後70年にあたる2015年。その前年に、現代俳句の第一人者である金子兜太氏と、作家のいとうせいこうさんは語り合います。 戦争体験を、また体験していないけれど戦争体験をどう考えるかということ、平和を願う気持ちを、俳句にしてはどうか。 それを新聞で募集して載せたらいいのではないかーーと。 言葉の力に期待したふたりの声かけにこたえ、2015年末の時点で5万7000通の「平和の俳句」が寄せられました。 下は3歳から上は106歳まで、日本だけでなく世界中から、ドキドキする俳句が集まったのです。 この本では、2015年に選ばれた352句を一挙掲載。 選者ふたりによる選評や対談記事もあわせて掲載! いとうせいこうさんは、この投稿を「軽やかな平和運動」と呼んでいます。 “戦後”が71年、80年、100年、永遠へと続くよう、あらためてこの年に選ばれた「平和の俳句」を、ぜひまとめて、声に出して読んでみてください。 【編集担当からのおすすめ情報】 掲載した俳句は、すべて新聞に掲載された順番に並べました。 春に咲く花を見て平和のへの思いをうたう句があれば、憲法第九条、官邸前デモ、テロ、沖縄、被爆などの文字が多くの俳句の中に見つけられ、ハッとさせられます。 2015年に私たちが何を思い、考え、悩み、決意したかを、これらの俳句が思い出させてくれるのです。
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