
財務省が日本を滅ぼす
三橋 貴明
2017年10月31日
小学館
1,540円(税込)
ビジネス・経済・就職
このままでは中国の属国となってしまう! 「国の借金は1000兆円を超える。日本人1人あたり800万円以上の借金を背負っている計算になる。子や孫の世代にツケを残さないためにも消費増税は不可欠だ」--新聞やテレビでもさんざん流されるから、このようなロジックを耳にしたことはあるだろう。でも、全部デタラメだ。そもそも、バランスシートの負債の部だけを取りあげて1000兆円の借金とは会計上でも間違っている。 政府資産は672兆円もあるし、そもそも負債の部にある「公債」「短期証券」のうち500兆円は政府の子会社である日本銀行の持ち分だ。連結決算すればチャラだし、そもそも現在、日銀の黒田東彦総裁は財務官時代に日本の格付けをボツアナ以下にした海外格付け会社に「日米などの先進国の自国通貨立て国債のデフォルトは考えられない」と抗議していたくらいだ。 それなのに、国内に向けては「財政破綻論」をまき散らす。黒幕は財務省だ。国際機関(財務省OBの天下り先)を使って「増税せよ」と外圧をかけてくる。そして、緊縮財政を実行して、日本国を小国化させようとする。国益よりも省益が大事なのだ。このままでは「亡国」に至ること必至だ。 【編集担当からのおすすめ情報】 著者の三橋さんといえば、公表されているデータをきちんと読み解くことで、さまざまな「デタラメ」を暴いてきました。その三橋さんの念願でもあったのが、財務省のインチキぶりでした。財務省といえば、国税庁という「権力」も自由自在に操れますが、三橋さんは「いつ国税庁を飛ばされてもまったく関係ない。すべて本当のことを書いただけだ」と全面対決上等といった感じです。気合いの入った三橋さんの熱を感じてください。 序章 財務省の二つの大罪 第1章 グローバリズムのトリニティ 第2章 「プライマリーバランス黒字化目標」という大愚策 第3章 緊縮財政路線はすべてを壊す 第4章 財務省は平気で嘘をつく 終わりに
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