
武相荘、おしゃれ語り
白洲次郎・正子の長女がつづる「装いのプリンシプル」
牧山桂子
2021年10月27日
小学館
1,980円(税込)
美容・暮らし・健康・料理
白洲次郎・正子の長女、初めて自ら登場! 東京都町田市鶴川で公開されている白洲次郎・正子夫妻の自邸「旧白洲邸 武相荘」。豊かな自然に恵まれた武相荘で、白洲夫妻の長女・牧山桂子さんの春夏秋冬の装いを撮影しました。 オートクチュールからプチプライスまでを自在に着こなす圧倒的なセンスは、おしゃれをすることの本当の意味、喜びを気付かせてくれます。 また、娘のみが知りうる白洲次郎・正子夫妻のチャーミングなエピソードをはじめ、信条(=プリンシプル)に支えられた暮らしぶりは、これからをどう生きるかについて考えさせてくれます。 「自分が選んだものこそが自分のブランドで、その人だけの心の中にあります。自分で選んだ友達こそが、自分に対するセレブです。金持ちでも有名人でもありません」(本書より)。 生きていく毎日のなかで、おしゃれをすることをも大切に楽しみたいーー改めて、そう思える書籍です。 【編集担当からのおすすめ情報】 母・白洲正子さんがオーダーしたというオートクチュール、着物、古代ガラスのアクセサリーに、父・白洲次郎さんのヨーロッパ土産であるエルメスのバッグーーそれら輝きを失わない名品とともに、現代のシャネルやミッソーニ、言わずと知れたプチプライスのアイテムまでを自在にミックス! 融通無碍な牧山桂子さんのおしゃれは、見応えたっぷりです。 一方、ロケ地となったのは、東京都町田市の指定史跡である「旧白洲邸 武相荘」。連載29回、2年半強を、武相荘の四季のなかで撮影しました。紅梅が咲く春、緑したたる夏、とりどりに色づく秋、椿に囲まれる冬ーー武相荘の豊かな自然の姿は、どんなに人を癒してくれるでしょう。 おしゃれとは、移りゆく自然と暮らしのなかにあるものなのだと、牧山桂子さんの29のスタイルとエッセイが、改めて気付かせてくれことと思います。 2 はじめに 春 18 「アグレアーブル」な装い 24 ブランドについて思う事 30 OverdressとUnderdress 36 似合わないものを知りましょう 42 色あせない“シャネル”のスーツ 48 “好きなもの”と“生まれつき” 夏 56 夏が来れば思い出す… 62 アクセサリーとのお付き合い 68 眺めているだけで幸せな服 74 白という特別な色 80 コラム 牧山桂子の“小物”語り 82 サングラスの楽しいおしゃれ 88 沖縄の着物と三線と… 94 花模様の服を追いかけて 100 三宅一生さんとのエピソード 秋 108 武相荘カジュアル 114 思い出の白いシャツ 120 TPOSを忘れずに 126 巡る季節と着こなし 132 Demodeにならないために 138 着物にまつわるエトセトラ 144 コラム 牧山桂子の“着物”語り 146 大好きな濃紺のブレザー 冬 154 忘れられないコート姿 160 織部のお皿とニット帽 166 ライダース今昔物語 172 母と私と“ミッソーニ” 178 ドレスアップのときめき 184 着物に母を思い出す 190 クローゼットを整理して 196 古いものを慈しむ事 202 おわりに
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