千里眼の死角

小学館文庫

松岡圭祐

2004年8月1日

小学館

764円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

原因不明の人体発火現象が世界各地で多発。このニュースに英王室のシンシア妃は過剰反応を示し、バッキンガム宮殿にひきこもってしまう。王妃の状態を探るため、臨床心理士・嵯峨敏也は宮殿に招かれるが、彼は王妃とともに人体発火を目のあたりにする。事態の深刻さに気づいた嵯峨は真相究明のため、旧知の元航空自衛隊パイロットの岬美由紀に協力を求める。恐怖の事件の陰に、巨大な世界統治の謀略が横たわっていた。「千里眼」岬美由紀が、ついに宿敵メフィスト・コンサルティングとの最終対決に臨む。シリーズの謎もすべて解き明かされる待望の特別記念作品。

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