雅子妃とミカドの世界

小学館文庫

小田部雄次

2002年1月1日

小学館

565円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

昭和天皇による側室制度の廃止は皇室の近代化をもたらした。しかしその一方で、直系男子を絶やさぬための安全弁は取り払われ、皇位継承者を産む重責は、ひとり皇太子妃が負うこととなった。雅子妃が皇室に嫁いでから、懐任、出産へといたる九年間は、まさに「日嗣の皇子」誕生への多大な期待とともにあったといえるだろう。開かれつつある皇室と、いまだ開かれざる皇室の狭間で、「皇室の女性たち」に求められる役割とは何なのか。女官制度の歴史や変遷をも辿りつつ、天皇制における女性の役割を検証し、皇室に生きる女性たちの今に迫る。

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