世界から猫が消えたなら
川村元気
2014年9月18日
小学館
682円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
郵便配達員として働く三十歳の僕。ちょっと映画オタク。猫とふたり暮らし。そんな僕がある日突然、脳腫瘍で余命わずかであることを宣告される。絶望的な気分で家に帰ってくると、自分とまったく同じ姿をした男が待っていた。その男は自分が悪魔だと言い、「この世界から何かを消す。その代わりにあなたは一日だけ命を得る」という奇妙な取引を持ちかけてきた。僕は生きるために、消すことを決めた。電話、映画、時計…僕の命と引き換えに、世界からモノが消えていく。僕と猫と陽気な悪魔の七日間が始まった。二〇一三年本屋大賞ノミネートの感動作が、待望の文庫化!
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ありぺい
(無題)
世界から何かを無くすことで、1日寿命を伸ばすことができる悪魔との契約。私はきっとこの取り引きに応じてしまうと思う。でもそれと同時に、自分の大切なものがなくなった世界にどこか物足りなさを感じて誰かの大切なものを奪ったという罪悪感に襲われる。この本を読んでも、毎日毎日本気で生きるなんてきっと無理!でも、だれかを傷つけてしまったとき、嫌なことをされたとき、この本を思い出してその人の大切さに気づけたらいいなと思う🧚🏻♂️
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