隠し目付服部半蔵「遠国御用組」始末2 イスパニアの陰謀

安芸 宗一郎

2017年8月8日

小学館

715円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

長崎から仙台に向かう途中、服部半蔵と仲間たちは江戸に立ち寄った。江戸では、一家心中を装って商家が相次いで殺害されていた。いずれも、大名や旗本に金を貸し付けて莫大な利益を上げており、幕府や大名が借金帳消しに企んだ陰謀という噂も流れた。外道衆の犯行であることを突き止めた服部半蔵は、金貸しの検校を襲撃した外道衆と対決。半蔵は、首領の鬼達磨を仕留める。さらに、異国船から奪った武器の試射と取引にバウティスタの涙も参加することを知り、悪徳商人ともども成敗すべく城ヶ島に向かった。「真の敵」とは誰なのか!?書き下ろしシリーズ第二弾。

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