源氏物語(下)
花村 えい子
2019年6月6日
小学館
660円(税込)
漫画(コミック) / 小説・エッセイ / 人文・思想・社会
1001年以後の起筆とされ成立年代は未詳。平安中期の長編物語。54帖。紫式部作。仏教的宿世観を基底にし、平安貴族の理想像と光明が、当時の貴族社会の矛盾と行きづまりを反映して、次第に苦悶と憂愁に満ちたものになっていく過程が描かれ、「もののあわれ」の世界を展開する。登場人物の個性、心の陰影など写実的な描写にすぐれ、あらゆる物語的要素を含んで、日本古典の最高峰とされる「王朝絵巻」。この巻では「若菜上(其の二)」、「若菜下」、「柏木」、「横笛」、「鈴虫」、「夕霧」、「御法」、「幻」、「雲隠」を収録。巻末寄稿は瀬戸内寂聴氏。
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(無題)
上中と立ち読みしたのでこれも立ち読みでいいものをレンタで買ってしまった。 絵は良いと思う。ただヤラシイだけであろう牧美也子のよりこちらが好み。 三宮の猫ちゃんが凄くかわいい...。 源氏物語はアーサー・ウェイリーのような特殊なものは別として、現代語訳であの世界を再現させるのは訳者の主観も入るのでかなり難しい。読者との相性もある。 一度誰かので通しているのであれば中途半端な現代語訳にアレコレ手を出して読むより美しい絵巻や漫画を見る方が楽しいかも。
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