
ヴァンパイア探偵2 戦慄の血塗られし狩人
喜多 喜久 / THORES 柴本
2020年9月8日
小学館
693円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
殺した人から血を集める”狩人”を追う! 紅森市で、凄惨な連続殺人事件が発生。被害者は皆、木の枝に吊されて頸動脈を切られ、鶏の”血抜き”のような方法で殺害されていた。奇妙なことに、被害者の血を回収している犯人を紅森署では”狩人”と呼び、捜査を進めていく。 銃で撃たれた後、睡眠薬で眠らされて無抵抗だった被害者たち。さらに、”経済的に困窮していた”という彼らの共通点が浮かび上がる。 一方、犯行現場で黒いコートを着た長身の男が、地面に棒を突き刺していたという目撃情報が。同時に、行方不明になっていた静也の父を見かけたという証言があり、静也は父が事件に関与しているのではないかと直感する。 再び、静也の力を借りながら事件を追う遊馬。 ”狩人”の正体は何者なのか? その目的は何なのか? 刑事と血液研究者のコンビが”血”を手がかりに難事件に挑む科学ミステリー、第二弾となる長編! 【編集担当からのおすすめ情報】 ヴァンパイア因子を持つ静也にとって”運命の血”の持ち主である遊馬。幼なじみであり、コンビであり、宿命的な存在である二人の関係にもさらなる変化がーー!?
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