大コメ騒動 ノベライズ

戸屋 まい

2020年11月6日

小学館

682円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

映画『大コメ騒動』を完全ノベライズ化! 「コメを旅に出すなーーー!」 時は1918(大正7)年、富山県の貧しい漁師町で起こった「米騒動」。井戸端から社会を変えた、日本の女性が初めて起こした市民運動といわれる騒動で活躍したおかか(女性)たちの奮闘ぶりを臨場感たっぷりに描き出す”大痛快”エンタテイメント映画『大コメ騒動』(監督・本木克英、主演・井上真央。2021年1月8日より全国公開)を完全ノベライズ化! いつも周りの目を気にしているが、日に日に米が値上がりし、追い詰められる中で、諦めるばかりでは何も変わらないと自覚し、やがて騒動を引っぱっていく存在となる松浦いとを演じるのは井上真央さん。そのほか豪華な俳優陣たちが演じる個性的な富山のおかかたちの奮闘ぶりを小説で活写します。 おかかたちは、どうする? どうなる? 命の源であるコメを守れるのか? 子供たちを、家族を、守りきれるのか!? ぜひおかかたちの活躍ぶりを映画館で、ノベライズで、見届けてください。 【編集担当からのおすすめ情報】 コメ騒動が富山県で起きたのは今から102年前の1918年のこと。小さな漁師町で暮らし、家事や育児、そして仕事をしながら、毎日一升のコメを詰めた弁当を作り夫を漁へと送り出すおかか(女房)たちは、どうして米騒動を起こせたのか。社会を変えられたのか。 井戸端から社会を変えた、日本の女性が初めて起こした市民運動とも言われる発端を作った彼女たちの姿をたっぷりと描き出す本書は、格差が広がり、「#MeToo」「#検察庁法改正に抗議します」など女性の声が社会を変えた現代とも通じます。 巻末には、おかかたちのリーダー役を演じた室井滋さん、本木克英監督、ノンフィクション作家の高橋秀実さんという富山に縁のある3人の鼎談を収録。より作品世界への理解が深まり、楽しめるようになっていますので、ぜひご覧ください。

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