仮面幻双曲
大山 誠一郎
2023年6月6日
小学館
781円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
この町の誰が”顔を変えた殺人者”なのか? 時は、戦後間もない昭和22年。東京で亡き父の事務所を継いだ私立探偵の川宮兄妹は、依頼を受けて滋賀県の双竜町に赴く。 依頼主は、地元随一の製糸会社を営む占部家の先代社長夫人。専務の武彦が双子の兄である現社長の文彦に恨みを抱き、殺害を目論んでいるのだという。武彦は女子工員の小夜子に恋をしていたが、彼女は町中に中傷の手紙がばらまかれたことを苦に自殺。兄の仕業だと思い込んだ武彦は姿をくらまし、整形手術を受けて顔を変え、別人になりすまして双竜町に戻っている。 「なぜ顔を変えたかわかるか? お前の近くにいる」 川宮兄妹の使命は、武彦を探し出し、文彦の命を守ること。 しかし、琵琶湖のほとりに建つ巨大な洋館に招かれ、寝ずの番にあたった矢先、文彦は惨殺されてしまうーー 果たして誰が”武彦”なのか。 本格ミステリの名手による傑作が、待望の文庫化! 【編集担当からのおすすめ情報】 『アリバイ崩し承ります』シリーズが大人気の著者による本格ミステリの傑作が、大幅な加筆改稿を経て、ついに文庫化。著者を敬愛してやまないミステリ作家の阿津川辰海氏による解説も必読です。
本棚に登録&レビュー
みんなの評価(3)
starstarstarstarstar
読みたい
7
未読
4
読書中
0
既読
17
未指定
28
書店員レビュー(0)書店員レビュー一覧
レビューはありません
登録しました。
close
ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X
LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
みんなのレビュー