
希望ケ丘の人びと(上)
小学館文庫
重松清
2011年5月31日
小学館
680円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
ニュータウン「希望ヶ丘」-今年、四十歳になった私“田島”は、春から中学三年生になる美嘉と小学五年生の亮太とともに、この街へとやってきた。ここは、二年前にガンで亡くなった妻・圭子のふるさとであり、今度の引っ越しは、塾の教室長に転職した私自身の再出発でもあった。しかし父子三人の新生活は、出だしから難問続出。亮太は母の面影ばかり追い求め、美嘉は新しい学校になじめず、塾には生徒が集まらない。そんな中、妻の中学時代の親友が衝撃の一言を漏らす「圭子の好きだったひとって…」泣いて笑って心あたたまる感涙必至のニュータウン小説。
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