国芳一門浮世絵草紙 5 命毛

河治 和香

2011年8月31日

小学館

680円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

世間が開国で揺れる中、登鯉の父、人気浮世絵師の歌川国芳は一門の弟子たちと、相変わらずの江戸っ子の稚気と覇気で後生楽に暮らしている。国芳の描いた浅草寺の“一ツ家”の奉納額は将軍の上覧にも与り、江戸中の大評判に。しかしそこに安政大地震が発生、その混乱の中で倒れる国芳、氾濫する鯰絵、一ツ家の祟りの不気味な噂も…。金さんの死、絵筆を握れなくなった国芳、一門を背負う登鯉、そして弟子たちは懸命に生きる道を模索する。さらにはもどかしい恋の行方は?悲しいのに明るくて、笑えるのにせつない、書評家も絶讃のシリーズ、ついに完結。

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