この世の全部を敵に回して

白石 一文

2012年4月30日

小学館

481円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

「私には一人の息子と一人の娘、妻がいる。私は子供たちのことも妻のことも愛してはいない」「ほんとうに人間は癌のような存在だ。生みの親であるこの地球の生命存続のシステムから一人離脱して、そのシステムをいいように破壊し、無秩序に繁殖しているのだ」五十三歳の妻子ある男の手記は、一見このような人間への全否定の言説で埋め尽くされていく。しかし、彼は、呪詛めいた思いのために、この手記を綴ったのではなかった。白石文学の礎をなすと同時に、最高到達点となる問題作、待望の文庫化。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(4

starstar
star
2.73

読みたい

6

未読

10

読書中

1

既読

29

未指定

22

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください