謎解きはディナーのあとで

東川 篤哉

2012年10月31日

小学館

814円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

令嬢刑事×毒舌執事コンビの傑作ミステリ 国立署の新米刑事、宝生麗子は世界的に有名な『宝生グループ』のお嬢様。 『風祭モータース』の御曹司である風祭警部の下で、数々の事件に奮闘中だ。 大豪邸に帰ると、地味なパンツスーツからドレスに着替えてディナーを楽しむ麗子だが、難解な事件にぶちあたるたびに、その一部始終を相談する相手は”執事兼運転手”の影山。 「お嬢様の目は節穴でございますか?」 暴言すれすれの毒舌で麗子の推理力のなさを指摘しつつも、影山は鮮やかに謎を解き明かしていくーー 2011年本屋大賞受賞の大人気ミステリ。 書き下ろしショートショート収録! 【編集担当からのおすすめ情報】 麗子と影山のコミカルなかけ合いが楽しい! ちょっとウザい(!?)麗子の上司、風祭警部にも注目です。 全部で6つの難事件ーー果たしてあなたはいくつ謎を解けるか麗子&影山とともに挑んでみてください。 単行本未収録のショートショートもお楽しみに!

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長江貴士

書店員

東川篤哉「謎解きはディナーのあとで」

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2019年12月20日

みんなのレビュー (3)

Readeeユーザー

(無題)

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4.2 2024年04月08日

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(無題)

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3.2 2023年05月04日

推理は面白かったけど、文章が子供っぽい雰囲気があってあまり好きではなかった。

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(無題)

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3.8 2018年01月28日

女性読者を意識したミステリー。読み慣れていない人向けのユーモアミステリーと言ったところです。既に三巻まで刊行されており、テレビドラマ化や映画化されている人気作なんですね。ミリオンセラーを取り上げて何を今さら と、お思いでしょうが、とにかく流行り物には疎い私の事、 初めて読みました。 物語は東京・国立市を舞台に世界的な企業グループの令嬢で、新人刑事の宝生麗子と上司の風祭警部が難解な事件に直面します。ところが彼女の執事・影山は概要を聞いただけで事件を推理し、解決に導いていってしまいます。影山が執事の立場でありながら麗子に毒舌や暴言を吐いたりと、ユーモアをふんだんに取り入れた短編連集です。 私のそつ直な印象としては、少女漫画の活字化と言ったところですね。普段読書に親しむ事のなかった層、小説の新たな読者獲得を狙った作品と言う事はわかるのですが、エンタテイメントとしてもそれ程レベルの高い作品とも思えないんですがね。むしろ、女性読者を馬鹿にしているんじゃないかと、思えましたね。しかしながら、売れている事実は読者に受け入れられている何よりの証拠ですから、編集者の意図と作品の手触りは商品としてドンピシャだったのでしょう。

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