フリック&ブレイク 3

ガガガ文庫

牧野 圭祐 / PANDA

2016年2月18日

小学館

652円(税込)

ライトノベル

「--未来はこの手で掴みます」 高度に発達したウエアラブルデバイスとインターネットが、市民生活に深く根ざしている未来計画特区・蜂原。平和を謳う未来都市では、電波にまつわる怪異「ジャム」の存在がまことしやかに囁かれていた。しかし、ただの都市伝説に過ぎなかった噂が、次々と起こる事件によって徐々に現実味を帯びていくこととなる。 そんな中で、奏矢たち〈視聴覚準備室〉メンバーは街の通信インフラを支配する企業「リンクス」に勤める舞羽の父親・清文の元を訪れ、事の真相を問いただすことになった。この街の真実を知った彼らは事態の収拾へと乗り出す。その一方で、〈白虎〉率いる雫は街の根幹を揺るがすような計画を企てていた。様々な思惑の元、扇動される民衆。悪意が悪意を生む泥沼。膨大な感情や情報が電波に乗り、街を覆いつくそうとしている。戦いの中で選択を迫られる奏矢たち。彼らは各々が戦う理由を導き出そうと苦悩する。 「力を得たことが運命だというなら、未来はこの手で掴みます」 --待ち受ける未来はユートピアか、ディストピアか。物語はクライマックスへと突き進む。近未来ガジェットアクション第3弾!!

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