勇者に期待した僕がバカでした(3)

ガガガ文庫

ハマ カズシ / Ixy

2017年3月17日

小学館

652円(税込)

ライトノベル

モンスターたちの生きる意味。それはーー。 新たな勇者戦がはじまっていた。 再び担当魔王軍となったゴルディアス軍は、エルブランコを責任者として任命し、事にあたっていた。 しかし、そこでエルブランコはとんでもないスキャンダルに巻き込まれる。 ホテルの前で週刊誌に撮られた勇者との密会写真。 それを発端に勇者戦は打ち切り。 ゴルディアス軍は解散にまで追い込まれることになった。 悲嘆に暮れるエルブランコ。 スラムに消えるエルブランコ。 自分を捨てて、第2の人生を歩み始めたエルブランコ。 そんな彼の元に、かつての部下・ウニベルがやってくる。 スキャンダルの本当の意味。 勇者協会と人間という闇が孕んだ、汚い手段。 エルブランコは矮小な自分を見つめ直し、再び立ち上がる。 それでゴルディアス軍が元に戻るわけでは無いことを知りながら……。 働くなんて辛いこと。 それでも、過ごした時間は確かに自分が歩いた道。 だから、それが失敗だったとしても、やってきたことを否定なんてしなくていいじゃないか。 自分が自分を認めなくて、誰が認めてくれるんだ。 あらゆる理不尽をはねのけろ! ファンタジー社畜コメディ完結編。 ーー社蓄はついに、答えを見つける。

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