非選抜アイドル
小学館101新書
仲谷 明香(AKB48)
2012年4月2日
小学館
770円(税込)
エンタメ・ゲーム / 新書
いまや国民的アイドルグループとなったAKB48。その200人を超す大所帯の中で、20人ほどの「選抜」メンバーに入るのはたやすいことではない。比較的古参のメンバーでありながら、過去3度の「総選挙」とも「非選抜」となった仲谷明香が、そのポジションをなぜ「おもしろい」と思えるようになったのかー。画面やステージからは伺い知ることのない、アイドルとしての過酷な日々と、逆境をバネに替えてしなやかに立ち上がっていく課程を、瑞々しい筆致で綴る。もちろん「選抜」はすばらしい、でも「非選抜」の力も忘れてはならないー。「非選抜」に生きる人たちへ元気を送るメッセージ。
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メソテースセレクター
仲谷明香のAKB48としての歩みを綴った本
アイドルの選抜制度に対する本人の考え方を知ることを期待して読んだが、それはもちろんのこと、仲谷明香のAKB48としての歩みを綴った本として、完成度が高かった。特に、期待していた、非選抜メンバーの在り方が書かれていたのが良かった。また、AKB48が非選抜メンバーでさえも忙しいことや、AKB48がメンバーの各々の夢に向かって進むための道であったことなどの、内部の情報も初めて知れて良かった。なによりも、仲谷明香がどういう人で、なぜ声優を目指し、AKB48でどのように過ごし、どのように声優になることができたのかの流れが分かりやすく、スムーズに頭に入ってきた。さらに、3回目の総選挙の場面が冒頭と終わりにあるが、その印象が仲谷明香の人生を知ったことで大きく変わるというのが素晴らしかった。 評価の4.8はAKB48に因んでいる。5.0としても問題なく、悪いところを探す方が難しい。
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