
ディズニーの魔法のおそうじ
小学館101新書
安孫子 薫
2013年6月30日
小学館
814円(税込)
旅行・留学・アウトドア / 新書
ディズニーのおそうじは驚きと感動だ! 東京ディズニーランドは開園30周年を迎えたが、この30年はまさに「おそうじの歴史」だった。TDLは「世界一安全で清潔な場所」をコンセプトにパーク運営を行っている。その清掃、安心、安全管理を行うのがカストーディアル部門だが、著者は開園前にアメリカのディズニーで教習を受け、TDLのカストーディアル部長になり、「ここまでやるか!」を徹底して、TDL流の掃除システムを作り上げた。 そのエッセンスは●24時間そうじする●毎晩、夜中は大そうじ●汚れる前にそうじする●担当の境目は作らない●大雨の日も?もちろん!●そこで赤ちゃんがハイハイできるか? こうして「TDLが世界一すばらしい」との評価を得、「リピート率、顧客満足度NO1」に貢献した。おそうじ(美観)は業績に直結するのだ。 ゲストの「満足感」を得るだけでなく「幸福感」まで追求するディズニー。この「おそうじランド」は驚きと感動だ! 【編集担当からのおすすめ情報】 東京ディズニーリゾートはどこに行ってもゴミもなく清潔だと皆さん感じていると思います。皆さんもユニフォームを着てほうきとゴミ入れを持ってにこやかに歩いているキャストを見かけたことでしょう。この本を読むと、彼らキャストを見るだけで楽しさが倍増します。 それにしてもTDLの人気は、ここに書かれている深いそうじへの情熱=ゲストの幸せを追求する熱意が支えていたとは、実に感動的です。 はじめに〜ディズニーの「おそうじ」とは ステージ1 おそうじという名の魔法 清潔さはホスピタリティの原点/追求すべきはゲストの「満足感」でなく「幸福感」/汚れる前にきれいにする/毎日、大掃除を続ける/ほか ステージ2 ハピネスを生む「おそうじ」 靴を脱いで清潔さをチェック/掃除のための掃除はしない/心身の修養が目的ではない/ゲストの安全を最優先する/ほか ステージ3 「おそうじ」を究める 快適なトイレ空間を考える/清掃の巡回記録は貼らない/人は、本当にきれいな場所は汚さない仕事に遊び心を/ハッピーサイクルが生まれる/ほか ステージ4 人を育て売上げを伸ばす「おそうじ」 ビジネスの成功は「おそうじ」から始まる/いつもきれいであることが、多い巻価値になる/「汚いけど繁盛し続ける」ことは決してない/ほか おわりに〜リピート率が必ず上がる 新書版刊行にあたって
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