
村上春樹、河合隼雄に会いにいく
新潮文庫 新潮文庫
村上 春樹
1999年1月31日
新潮社
737円(税込)
小説・エッセイ
村上春樹が語るアメリカ体験や’60年代学生紛争、オウム事件と阪神大震災の衝撃を、河合隼雄は深く受けとめ、箱庭療法の奥深さや、一人一人が独自の「物語」を生きることの重要さを訴える。「個人は日本歴史といかに結びつくか」から「結婚生活の勘どころ」まで、現場の最先端からの思索はやがて、疲弊した日本社会こそ、いまポジティブな転換点にあることを浮き彫りにする。
本棚に登録&レビュー
みんなの評価(14)
starstarstarstar
読みたい
11
未読
16
読書中
2
既読
85
未指定
108
書店員レビュー(0)書店員レビュー一覧
みんなのレビュー (2)
参考になった順
新しい順
(無題)
starstar 2.5 2023年07月19日
star
テーマへの関心がなく、はまらなかった。
特に感想がないので、面白かった文章を抜粋
・河合さんと話をしていつも感心するのは、彼が決して自分の考えでか相手を動かそうもしないところである。相手の思考の自発的な動きを邪魔するまいと、最近の注意を払う。むしろ相手の動きに合わせて、自分の位置を少しずつシフトさせていく。
・なんのために結婚して夫婦になるのかといったら、苦しむために、井戸掘りをするためなんだ、というのが僕の結論。
・書いている本人もわらない。芸術作品というのは、絶対にそういうところがあるだろうと思う。そうでなかったら面白くないのではないでしょうか。作者が全部わかってつくっているのは、それは芸術じゃないですね。作者の言っているのが一番正しいということはない。
・全て起こるべくして起こるのであって、いい悪いの問題はない。悪いのではなく、そうならざる終えなかったのである。彼らが自分で選んでそうなったわけではなく、そうなるべく選ばれたんだから、良い悪いという基準では考えられない。
このレビューはネタバレ要素を含みます全て見る
いいね0件
登録しました。
close

ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X

LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
貝沼 晃成
(無題)
このレビューはネタバレ要素を含みます全て見る
いいね0件