麦ふみクーツェ

新潮文庫 新潮文庫

いしい しんじ

2005年8月31日

新潮社

880円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

音楽にとりつかれた祖父と、素数にとりつかれた父、とびぬけて大きなからだをもつぼくとの慎ましい三人暮らし。ある真夏の夜、ひとりぼっちで目覚めたぼくは、とん、たたん、とん、という不思議な音を聞く。麦ふみクーツェの、足音だった。-音楽家をめざす少年の身にふりかかる人生のでたらめな悲喜劇。悲しみのなか鳴り響く、圧倒的祝福の音楽。坪田譲治文学賞受賞の傑作長篇。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(4

starstarstarstar
star
4.18

読みたい

8

未読

8

読書中

0

既読

53

未指定

50

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください