ひとにぎりの未来

新潮文庫 ほー4-21 新潮文庫

星 新一

1980年5月27日

新潮社

737円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

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3.1 2019年07月04日

ショートショートの神さま、星新一の作品。 初めての星新一。 噂には聞いてたけど、面白いなー。 特に気に入ったのは「かくれ家」 罪を犯したけど、刑務所に入りたくないエヌ氏は捕まるのが怖くて常に監視されてるように感じ落ち着かない。 そして神経科に相談に行く。 そこで神経科医はエヌ氏の落ち着きのなさが罪を犯したことからきてることを当てて、彼の捕まることへの不安を解決するべく、とあるバーのマスターを紹介する。 そして、そのマスターはあるかくれ家にエヌ氏を導く。 そこで3年かくれたエヌ氏はもう捕まる心配がないと言われ、地上におそるおそる出て行く。 そして、誰にも監視されてないことを知る。 しばらく経って、かつて隠れていたあの家にお礼に行こうと思い、記憶を元に場所を探してみることに。 記憶を頼りに尋ねてみると、そこには大きな塀に囲まれた建物が。 かくれ家として3年いたが、実際なんの用途で建てられたのか、気になったエヌ氏は建物の入り口にいた番人にそれとなく聞いてみた。 すると、ここは刑務所であり、なぜか脱獄騒動が起こらない、ということを聞く…。 あと気になったのが、「番号をどうぞ」「コビト」「世界の終幕」

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