楢山節考

新潮文庫 ふー5-1 新潮文庫

深沢 七郎

2010年12月31日

新潮社

572円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

お姥捨てるか裏山へ、裏じゃ蟹でも這って来る。雪の楢山へ欣然と死に赴く老母おりんを、孝行息子辰平は胸のはりさける思いで背板に乗せて捨てにゆく。残酷であってもそれは貧しい部落の掟なのだー因習に閉ざされた棄老伝説を、近代的な小説にまで昇華させた『楢山節考』。ほかに『月のアペニン山』『東京のプリンスたち』『白鳥の死』の3編を収める。

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みんなのレビュー (1)

Tojo Hiroyuki

とんでもなくスゴ本

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4.3 2022年02月23日

物語の凄さを体感した。 ワクワク、ドキドキ、異世界を覗き込んだようだ。 覗き込むだけでなくそこに立ち会ったかのようだ。 この物語のあらゆる表現が新鮮で響いた。 これが感動というやつだと思った。

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