橋のない川 3

新潮文庫 すー1-4 新潮文庫

住井すゑ

2003年2月28日

新潮社

880円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

日露戦争で父を亡くした誠太郎の上に、やがて同じ兵役の義務が重くのしかかる。その年、大正7年ー富山県で火を噴いた米騒動は、たちまち大阪に飛び火した。群衆と警官が、竹槍隊と兵隊がもみあう激しい渦巻のまっただなかで、誠太郎が働く大阪の米屋もまた群衆にとり囲まれる。故郷小森も大阪も、さわがしい時代の波の中に過ぎてゆくこの年、親しい人々に送られて誠太郎は入営する。

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