司馬遼太郎が考えたこと(7(1973.2〜1974.9)
エッセイ
新潮文庫
司馬遼太郎
2005年6月30日
新潮社
781円(税込)
小説・エッセイ
’73年10月、第四次中東戦争が勃発、日本中に石油ショックの激震が走った。町からネオンが消え、主婦はトイレットペーパーを求めて奔走、世間に漠然とした“終末観”が流れる。このころ司馬遼太郎は『空海の風景』の連載を開始。いっぽうベトナムなど活発に海外を旅行して、文明と文化に関する独自の考察を深めた。この巻にはルバング島帰還兵・小野田寛郎氏への戸惑いを綴る「服従について」など58篇を収録。
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