
みいら採り猟奇譚
新潮文庫
河野多恵子
1995年11月30日
新潮社
737円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
相良外科病院のひとり娘、比奈子は19歳で、38歳の内科医・尾高正隆と結婚した。昭和16年の初夏ふたりの生活が始まった。正隆は、今から少し遊ぼうと、比奈子に、真に生きることを教えはじめる。快楽死を至上の願望とするマゾヒストの彼は、妻をサディストに仕立てあげた…。グロテスクな現実と人間本来の躍動と日常生活のディテールの濃密な時空間に「快楽死」を描いた純文学。
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(無題)
★全く違うジャンル純文学も。河野多惠子「みいら採り猟奇譚」。山田詠美が「谷崎の影響を強く受けながら、谷崎にはないものが描かれてる」と絶賛していた一冊。マゾヒストの快楽死を描ききった作品で、女性ならではのサディズム・マゾヒズムの切り口。また、純文学系に浸りたくなってきた。
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