泣き虫なまいき石川啄木

新潮文庫

井上ひさし

1992年8月1日

新潮社

426円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会 / 文庫

東京・本郷の床屋の二階に間借りをし、貧窮と病気に苦悶する石川啄木。唯一の慰みに創作を続ける啄木を、「実人生の白兵戦の真っ只中」へと追いやる生きる苦しみの数々-。妻と母の確執、禅僧気取りの父、妻の家出と浮気の疑い、親友金田一との訣別…。人生の修羅場で呻吟する啄木の凄絶な晩年を、笑いと感動溢れる戯曲に昇華した表題作の他、「日の浦姫物語」を収録した戯曲集。

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