影武者徳川家康 中

新潮文庫 りー2-6 新潮文庫

隆 慶一郎

2008年11月30日

新潮社

990円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

関ヶ原で見事な勝利を収めた徳川陣営。しかし、嫡子・秀忠による徳川政権が確立すれば影武者は不要となる。その後の生命の保障がないことを知った影武者・二郎三郎は、家康を斃した島左近を軍師に、甲斐の六郎率いる風魔衆を味方に得て、政権委譲を迫る秀忠、裏柳生と凄絶な権力闘争を始めた。そして、泰平の世を築くため、江戸・大坂の力を拮抗させるべく駿府の城の完成を急ぐ。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(15

starstarstar
star
3.93

読みたい

3

未読

13

読書中

1

既読

86

未指定

88

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー (3)

taboke

(無題)

starstarstarstar 4.0 2023年06月12日

盛り上がってきた!史実か?と思えるほど引き込ませる。

全部を表示

taboke

(無題)

starstarstar
star
3.9 2021年12月20日

盛り上がってきた!史実か?と思えるほど引き込ませる。

全部を表示

mxa

(無題)

starstarstarstarstar 5.0 2020年08月14日

二郎三郎からすべての権威権力を奪い自分のものとしようとする秀忠。秀忠将軍継承、二郎三郎息子の徳川家継承、風魔と柳生の戦い、すべてがリアリティーの伴った白熱した描写である。松平忠輝、他の作家からは愚か者扱いされているのに著者は好奇心の強すぎる好青年、何カ国語もしゃべれる外国人の星と定義して、岡本大八キリシタン事件、大久保長安と伊達政宗の陰謀を絡めて描いているところは、本当に興味深く読ませて頂いた。

全部を表示
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください