
皇帝フリードリッヒ二世の生涯 下巻
新潮文庫
塩野 七生
2019年12月25日
新潮社
935円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
聖地イェルサレムを無血開城したにもかかわらず、法王に「キリストの敵」と名指されたフリードリッヒ。法治国家と政教分離を目指し、世界初の憲法ともいうべき文書を発表したが、政治や外交だけが彼の関心事ではなかった。人種を問わず学者を友とし、自らもペンを執って科学的書物をものした。「玉座に座った最初の近代人」とも評される、空前絶後の先駆者の烈しい生を描き尽くした歴史巨編。
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Eugene
塩野七生さんと言う歴史文学者
全文、読み終える。 上巻で少し書いたが、やはり塩野さんの稀有壮大な作品には、圧倒されるところがある。 個人が主人公の場合、哀しく、虚しい、と表現できる結末が、いつも気になる。 今回も同様。 「ローマ人の物語」も、各巻とも、’人’を書いて、紡がれていく。 ふと、一時期を除いた司馬遼太郎さんを連想した。 最後に、塩野さんのものを、全くの歴史として受け取られてしまった方が、僕の周囲にちらほらいるが、どうかと思う。 あくまでも「歴史文学」「歴史小説」の一つだと、視ていただきたい。 Eugene
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