
木々を渡る風
新潮文庫
小塩節
2002年5月1日
新潮社
649円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
木々の枝や根の広がりは、まるで天と地とを結びつける宇宙の軸のようだーそう語る著者は信州で多感な少年時代を過ごし、文学を志してからは、幾度となくドイツやヨーロッパ各地を旅してきた。見慣れた木々も異国で出会うと新鮮で、驚きや感動を呼び起こす。木への深い愛着を、旅の想い出と重ねながら綴った日本エッセイスト・クラブ賞受賞作。著者撮影による木々の写真も多数収録。
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