夜のピクニック
新潮文庫 新潮文庫
恩田 陸
2006年9月30日
新潮社
880円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するためにー。学校生活の思い出や卒業後の夢などを語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。
本棚に登録&レビュー
みんなの評価(257)
starstarstarstar
読みたい
523
未読
214
読書中
43
既読
2085
未指定
1290
書店員レビュー(1)書店員レビュー一覧
みんなのレビュー (17)
参考になった順
新しい順
温かい気持ちになる。爽やかな青春
starstarstarstar 4.0 2024年06月14日
青春、友情…。
「日常生活は、意外に細々としたスケジュールにくぎられていて、雑念が入らないようになっている。チャイムが鳴り、移動する。バスに乗り、降りる。歯を磨く。食事をする。どれも慣れてしまえば、深く考えることなく反射的にできる。
むしろ、長時間連続して思考し続ける機会を、意識的に排除するようになっているのだろう。そうでないと、己の生活に疑問を感じてしまうし、いったん疑問を感じたら人は前に進めない。だから、時間を細切れにして、さまざまな儀式を詰め込んでおくのだ。そうすれば、常に意識は小刻みに切り替えられて、無駄な思考の入り込む隙間がなくなる。」身につまされます
このレビューはネタバレ要素を含みます全て見る
いいね0件
登録しました。
close
ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X
LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
Readeeユーザー
思ったより面白くない
ラストはほぼ予想通り なかなか読み終えられなかった。
全部を表示いいね1件