ゴールデンスランバー
新潮文庫 新潮文庫
伊坂 幸太郎
2010年12月31日
新潮社
1,155円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ?何が起こっているんだ?俺はやっていないー。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。
本棚に登録&レビュー
みんなの評価(207)
starstarstarstarstar
読みたい
226
未読
207
読書中
19
既読
1755
未指定
1135
書店員レビュー(1)書店員レビュー一覧
みんなのレビュー (7)
参考になった順
新しい順
登録しました。
close
ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X
LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
Readeeユーザー
(無題)
初伊坂。疾走感あふれる良い作品でした。 主人公を陥れた巨大な陰謀。その正体が気になり読み進めるも、正体は最後まで語られない。謎が謎のままであり続け、解説にある「風呂敷を畳まない」という表現がしっくりくる。しかし投げ出された感覚はなく、主人公の逃走劇自体はきちんと伏線を回収し、見事に書ききられている。 「人間の最大の武器は習慣と信頼だ」というフレーズを体現するような逃走劇。旧友や関係者、逃走を始めてから出会った人達との信頼関係を武器に奔走する主人公は思わず応援したくなる。「俺は犯人じゃない。」「だと思った。」のやり取りは特にグッとくるものがある。 第五部の主人公の気の利いた行動には思わずニヤッとしてしまう。まさに「たいへんよくできました」である。
全部を表示いいね0件