ゴールデンスランバー

新潮文庫 新潮文庫

伊坂 幸太郎

2010年12月31日

新潮社

1,155円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ?何が起こっているんだ?俺はやっていないー。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。

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書店員レビュー(1)
書店員レビュー一覧

長江貴士

書店員

伊坂幸太郎「ゴールデンスランバー」

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2019年12月08日

みんなのレビュー (7)

Readeeユーザー

(無題)

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3.5 2024年07月11日

初伊坂。疾走感あふれる良い作品でした。 主人公を陥れた巨大な陰謀。その正体が気になり読み進めるも、正体は最後まで語られない。謎が謎のままであり続け、解説にある「風呂敷を畳まない」という表現がしっくりくる。しかし投げ出された感覚はなく、主人公の逃走劇自体はきちんと伏線を回収し、見事に書ききられている。 「人間の最大の武器は習慣と信頼だ」というフレーズを体現するような逃走劇。旧友や関係者、逃走を始めてから出会った人達との信頼関係を武器に奔走する主人公は思わず応援したくなる。「俺は犯人じゃない。」「だと思った。」のやり取りは特にグッとくるものがある。 第五部の主人公の気の利いた行動には思わずニヤッとしてしまう。まさに「たいへんよくできました」である。

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たきひろ

(無題)

starstarstarstar 4.0 2023年07月21日

友人の勧めで読んだ本。たくさんの伏線をほとんど回収して一気に終わらせる。いまどきのミステリーっぽくてとても安心して読める。なんとなく段落の切り替えが屍鬼にも似た雰囲気を感じる。結構無茶な展開にも関わらず気にせず読み進め最後は余韻に浸れる終わりかたがよかった。

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たきひろ

(無題)

starstarstarstar 4.0 2022年10月29日

友人の勧めで読んだ本。たくさんの伏線をほとんど回収して一気に終わらせる。いまどきのミステリーっぽくてとても安心して読める。なんとなく段落の切り替えが屍鬼にも似た雰囲気を感じる。結構無茶な展開にも関わらず気にせず読み進め最後は余韻に浸れる終わりかたがよかった。

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Readeeユーザー

(無題)

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4.5 2020年02月13日

堀口ちゃんに借りた

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Readeeユーザー

(無題)

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3.5 2019年05月22日

事件が起きるまでは、いろんな人の話に飛ばされて、時系列がわけわからない〜って苦手なタイプかもと思っていたら、 伏線がどんどん回収されて、後半は読み進める手が止まらなかった...!

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstarstar 5.0 2019年04月05日

最近読んだことのない作家の本などに手を出していて、あまり進まずにどんよりした気分になっていたのですが、さすが安定の伊坂幸太郎でした。 久々に電車を降りてからも続きが気になって読んでしまいました。映画(テレビでしたが)を見ているのにもかかわらず。 いろんな伏線の回収や、最後の章なんて、もう、たまらず口角があがりますわな。

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Readeeユーザー

一気読みする面白さ

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4.5 2018年04月15日

次がきになる展開で、3.4日で一気に読みきった 張り巡らされた伏線がリンクして行くのも見事 同じ文字数でのセリフの掛け合いも印象的だった

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