ホワイトラビット

新潮文庫

伊坂 幸太郎

2020年6月24日

新潮社

781円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

兎田孝則は焦っていた。新妻が誘拐され、今にも殺されそうで、だから銃を持った。母子は怯えていた。眼前に銃を突き付けられ、自由を奪われ、さらに家族には秘密があった。連鎖は止まらない。ある男は夜空のオリオン座の神秘を語り、警察は特殊部隊 SIT を突入させる。軽やかに、鮮やかに。「白兎事件」は加速する。誰も知らない結末に向けて。驚きとスリルに満ちた、伊坂マジックの最先端!

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みんなのレビュー (7)

Machi

立てこもり事件にてんこ盛り

starstarstar 3.0 2024年06月23日

1つの立てこもり事件の中に、誘拐、泥棒、詐欺師、殺人と話が入り組んでいるので、複雑なようで単純でもあり、早い展開で爽快。サクサクと読めた。兎田が誘拐ビジネスの加害側にも関わらず被害者となる。嫁の綿子ちゃんを助けるべく試行錯誤するが、何とも頼りなくて人間味がある。泥棒ビジネスの黒澤も冷静に見極められるようで、何故かダメな子を助けてしまうタイプ。最終的には悪いやつがちゃんと捕まって、とりあえずハッピーエンドになるので読み終わってもモヤモヤはなくていい。しかし全体通してどこが面白かったかよくわかんない感じなので星3で。

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Readeeユーザー

そんなに

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2.2 2023年10月20日

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マスオ

なかなか面白かった

starstarstarstar 4.0 2022年09月18日

伊坂幸太郎の独自の表現がふんだんに使われており、伊坂ワールドが好きな人にはオススメできる。 急に話の展開が飛びすぎるが、展開的にしょうがないのか。

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Readeeユーザー

(無題)

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3.8 2021年06月03日

組織の金を横取りしたオリオン座マニアの折尾。そのとばっちりを受けて、誘拐犯、兎田の嫁が誘拐された。中村の依頼で黒澤と今村は殺された詐欺師の家の金庫破りに行く。ホワイトラビットは高級住宅街の立てこもり事件。頑張る警察、夏之目課長、春日部課長代理、大島刑事。これ以上は書けないあらすじ。奇想天外に時間と場所をあちこちに飛ばして読者を翻弄するストーリーマスター。ご都合主義の中で黒澤たちのいい人感が際立つ。めんどくさいけど、ああ面白かった。

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あおたん

アイデアは良い

starstar
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2.5 2021年03月17日

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Quimkay

(無題)

starstarstar 3.0 2021年03月03日

黒澤カッコイー!

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Readeeユーザー

(無題)

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3.8 2021年02月27日

組織の金を横取りしたオリオン座マニアの折尾。そのとばっちりを受けて、誘拐犯、兎田の嫁が誘拐された。中村の依頼で黒澤と今村は殺された詐欺師の家の金庫破りに行く。ホワイトラビットは高級住宅街の立てこもり事件。頑張る警察、夏之目課長、春日部課長代理、大島刑事。これ以上は書けないあらすじ。奇想天外に時間と場所をあちこちに飛ばして読者を翻弄するストーリーマスター。ご都合主義の中で黒澤たちのいい人感が際立つ。めんどくさいけど、ああ面白かった。

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