西の魔女が死んだ
新潮文庫 新潮文庫
梨木 香歩
2001年8月31日
新潮社
649円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも…。その後のまいの物語「渡りの一日」併録。
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「人の死」が重要なポイントであるに違いない!と、タイトルを見ればわかることを思ってしまった、ジュブナイル小説。
絶対読んだ方がいい、といわれたので読んでみた本、第2弾。前評判で、「夏の庭」と雰囲気が似ていると聞いて、あの三國連太郎の映画を思い出し、「人の死」が重要なポイントであるに違いない!と、タイトルを見ればわかることを思ってしまった、ジュブナイル小説。 どうしても学校に行けなくなったまいには、英国人の祖母がいた。しばらく、祖母の下で生活することになったまいは、そこで「魔女の修行」をはじめ、学校の、人生の悩みを解決すべく奮闘する。人はどのように他人と生きていけばいいのか、そして死んでしまうとどうなるのか。思春期の揺れる心へのある種の回答を、明快かつ鮮やかに描き出す作品である。 教訓を含んだ作品であるが、エンタテインメント性の低さから、おいらの評価は低めになった。それでも、成長期の子供にはぜひ読ませたくなる作品である。最近映画化もされている。長さも、テーマも映画にしやすいだけにどう仕上がっているのかそっちもちょっと気になる作品でもある。
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くま
大好きな一冊
今まで読んだ小説で一番好き。何年かに一回読み返してしまう。読む事に新しい発見や感動があって、ずっと心に残ってる。読み終わるとおばあちゃんに無性に会いたくなって会いに行っちゃう。
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